このページは、ウユニ塩湖まで旅したときのレポートです。 ボリビアは、南米の真ん中です。 ラパスからウユニまで夜行バスで行くことにしました。 写真は、バス会社のオフィス(ラパス)の入り口です。私には、マフィアの事務所の入り口にしか見えません。扉に入ると、ホラー映画に出てきそうな薄暗い階段があります。死を覚悟しつつ4階までのぼると、普通のオフィスがありました。ほっ。夜行バスに乗り、翌朝ウユニの町に着きました。 ウユニ塩湖に向かうツアーの基地となっている、ウユニの町です。アメリカの西部劇みたいな殺伐とした感じの町だと思いました。 ツアー会社のスタッフが使っている、バケモノかと思うほどデカい計算機。私も、90歳になったら使わせていただきます(たぶん)。 車には、私のほかに、ガイドを含めて5人が同乗しました。ドイツ人夫婦、フランス人の男、そしてベネズエラ人のカップルと共に、塩湖に向かいます。国際色カラフルすぎるメンツです。 塩湖にむかう途中で、朽ち果てた列車に出会いました。諸行無常感がハンパないですね。 上記の列車の前には、荒涼とした大地の先へと続く線路が。骸(むくろ)となった列車がこの線路の上を走る日は、永遠に来ません(泣)。 ウユニ塩湖に着いた! みんなで車を降ります。 直径100km以上の塩湖。地平線までずっと塩です。美しい!でもウユニは、高すぎる塩分のため、虫も生きられない死の世界でもあります。 表面はざらざらした凹凸があります。もし半ズボンをはいて走って転んだら、すりむけた傷口に塩が食い込んで七転八倒モノです。 砂のようにサラサラではないんですね。 塩湖には、ところどころに「島」があり、サボテンがにょきにょき生えています。異様な光景です。 白い塩湖の上に見える小さな黒いものは、自動車です。 島の上の建物です。 よく見ると、建物にサボテンがめりこんでいる! こちらは塩でできたレストラン。壁も床もイスも、ぜんぶ塩! チキンカツ(?)を食べました。味は、まずまず。 夕暮れになると、空が赤く染まりはじめ、空と塩湖が、赤・紫・青のグラデーションに染まります。わお。 だいぶ日が暮れてきました。 ツアー参加者たちが並んで記念撮影。十字架がならんでいるみたいですね。 ウユニの空港で食べたスパゲティ。腹が減っていたせいか、とてもおいしかった。 ちなみに夜行バスは座席がせまくて苦痛でした。できればラパスから飛行機でウユニ行くことをおススメします(片道9,000円くらいでした)。